悲喜交々

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~とある男の個人再生記録~

800万円もの借金を抱えるまでの過程 ~序章:初めてのカードキャッシング~

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日々自身のダメ夫ぶりに、ため息を漏らすアーロンです。

どうして800万円もの莫大な借金を背負うようになったかお話したいと思います。

 

 きっかけは安易なキャッシングから…

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800万円もの借金を抱える第一歩目は、本当に些細な「キャッシング」でした…。

最初の借金はいまから遡ること…約10年前

当時、私は臨時採用職員としてとある地方団体に勤務していました。

 

 軽い気持ちでパチンコへ

臨時採用ながら、日々充実した毎日を送っていましたが、やはり身分的には「臨時」…。

給与面では正規職員に比べてかなりの小額でした。

手取りは18万円、そこからもろもろ引かれて手元には15万円ほど残る程度。

当時私は一人暮らしをしており、この給料から家賃や光熱費、食費、携帯代、学生時代に借りていた奨学金の返済などを行なうと、手元には2万程度しか残らない状態でした。

それでも、生活は出来ているのだし、手元に残った2万円をしっかりと貯蓄していればなんの問題も無かったはずでした…

しかし私は学生時代よりパチンコをしていた為、ついついこの2万円を増やそうとパチンコ屋へ足を運んでしまうこともしばしば。

勝つ日もありますが、その反面負ける日もありました。

今思えばトータルで負けていることのほうが多いと思います。まあパチンコなんてそんなものです。

それなのに当時の私は少しの身銭の欲しさに足しげくパチンコ屋に通っていました。

 

生活が困窮…カードキャッシングへ

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とある日、パチンコでの負けが続いており、生活費まで危うい状態になってきました。

給与日まではまだ一週間以上もあります。

何とかお金を捻出しなければと悩んでいた私は、あるネット広告を見つけました。

「誰でも安心!カードキャッシング!最短即日融資可能!」

当時、何枚かクレジットカードを所有していましたが、キャッシング機能は付けていませんでした。

…もしや自分のカードにもキャッシング機能を付ける事が出来るのでは。

今考えるとこの発想が全て始まりだったのかもしれません…。

 

カードキャッシング使い始める…。

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早速、手持ちのカード会社に連絡してキャッシング枠を10万円つけてもらうことにした私は、まるで自分の手持ちが増えたかのように意気揚揚としておりました。

キャッシングで借りたお金は、あくまでも「借りたお金」…。

そんなこともすっかり忘れ、お金が無くなるたびにキャッシングをするようになってしまいました。

あと一万円だけ、あと五千円だけ…

気がつけば限度額いっぱいまで借りるように…。

ここから借金生活が始まっていくのです。