個人再生の道のり〜提出すべき資料や書類~
しばらくブログを更新しておりませんでした。一応、個人再生手続きは行っております。
当初、予想していたような慌ただしさはなく、普段と同じ生活をおくる日々。
弁護士さんに依頼すると、諸々の手続きはすべてやっていただけるので、指定された諸々の書類を定期的な面談時に提出する感じです。
個人再生に必要な書類
個人再生手続きが始まると、諸々の書類の提出が必要になります。
ざっと挙げただけでもかなりの量がありますが、もちろん一度に要求されるわけではなく、必要なタイミングに応じて弁護士さんから指示がありまし、弁護士さんとの面談の際に記載してしまえばよいものもあります。
基本書類
- 弁護士さんへの委任状
- 住民票・戸籍謄本
- 陳情書
- 債権者一覧表
財産に関する書類
- 財産目録
- 私が所有している各種銀行口座の記録(約1年分)
- FXや株式口座残高記録(保有者のみ)
- 退職金見込み額
- 賃貸借契約書
- 保険証書・解約返戻金証明書
- 車検証
- 自動車の査定書
収入及び家計状況に関する書類
- 毎月の家計口座の通帳(3か月分)
- 家計簿(3ヶ月分)
- 各種領収書(3か月分)
- 給与明細書(3か月分)
- 源泉徴収票(過去2年分)
- 所得証明書(嫁分)
基本書類
まずは弁護士さんに依頼する時点で「委任状」を作成することから始まります。
その後、基本的な書類の提出に加えて「陳情書」と「債権者一覧表」の作成に移りました。
陳情書とは、簡単に言うと借金の経緯書+反省文ですね。例文をお渡しするので、これを見本に作成してくださいね。
そんな物もあるんですね。助かります。
債権者一覧表は、これまで借用をした会社の一覧表です。いつから借り始めたか、最終返済日を記載してください。
あ・・・頑張ります。
フォーマットは用意してくださったのですが、など過去の記憶を呼び戻すのに苦労した為、後日自分の口座履歴から大体の年数をはじき出して記載しました。
まぁこれに関しては多少の誤差が合っても問題ないそうです。
財産に関する書類
自身の預金口座の記録に関しては約1年分遡って用意してもらえますか?
はい・・・。こまめに記帳しておけばよかった。
溜まっている場合は、直接記帳するとまとめた明記になってしまうので、窓口で口座記録の照会をお願いしてください。手数料はかかってしまいますが・・・。
はい。ちなみにネット銀行系はweb上のデータでいいんですか?
大丈夫ですよ。出来れば見やすくエクセル等でまとめていただけると助かります。
ネット銀行関係はWeb上で照会できたのでよかったのですが、やはり銀行系は窓口照会が必須でした。今後はこまめに記帳しなくてはなりませんね。
また私はFXや株式で借金も抱えていたことから、その辺に関してもしっかりと現状を把握しなくてはいけないようで
アーロンさんはFXや株式の口座も保有してましたよね?残高はありますか?
悲しいかな。残高は0です。
でしたら口座残高が分かる画面をコピーして提出してください。0であることを証明する資料になりますから。
分かりました!
他にはアパートにお住みという事でしたので、賃貸約契約書のコピーもいただけますか?敷金等も対象ですので。
そこもなんですね!?
はい。後は車の査定書・入っていらっしゃる保険の解約金・退職見込み額も調べて提出願います。
退職金見込み額もですか?
そうなんですよ。これも必要なんです。仮に会社に聞きにくいようでしたら、就業規則等に記載されている算出方法を用いて自分で作成しても良いですよ。
ほっ。そうさせていただきます。
アパートや車に関してはすんなりと確認できますが、保険の解約金や退職見込み額については少し厄介でした。結局、保険については嫁さんが
ちょっと他の保険会社さんへの切り替えを検討してまして(キリッ)
と毅然とした態度で確認してくれました。
収入及び家計状況に関する書類
あとは家計状況の確認の為に、3か月分の給与口座・領収書・与明細等を提出して頂きます。
まとめてですか?
それだと忘れてしまうこともありますので、1カ月毎に家計簿とともに持ってきていただきお互いで確認していきましょう。
はい。
あとは過去2年分の源泉徴収票と奥様は専業主婦という事でしたので、役所で所得証明書を発行して持ってきてもらえますか?
はい。(嫁に所得がないことを証明するわけだな・・・。)
家計に関する書類等は、今後の再生計画を立てるにおいて重要な資料となりますのでできうる限り細かく記載してください。
承知しました!
実際に、この日から家計簿をつけ始めましたが、元々そんなこまめな家ではなかったため、夫婦揃って四苦八苦してしまいました。
でもこうやって家のお金がどのように使われていくか把握することは重要だな・・・。
まとめ
今回の必要書類に関しては、あくまでも私自身の場合ですので、人によっては他にも提出すべき書類はあるようです。
持ち家かつローンが残っている方は住宅ローンの契約書。不動産を持っていればその査定書等々。この辺は依頼した弁護士さんに聞いたほうが良さそうです。
とりあえず一つずつ確実に対処していけば問題ないでしょう。