悲喜交々

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~とある男の個人再生記録~

個人再生の道のり〜裁判所提出書類完成!

さてはて、いったいどれだけの時間、ブログを放置していたのでしょう。

あまりの放置ぶりに、前回自分が何を書いていたかも分からない状況…。

hikikomogomo.hatenablog.com

随分期間が開いてしまいましたが、前回弁護士さんに裁判所の手続きを開始するにあたって必要な書類関係の準備を促されておりました。

結果から言ってしまえば、なんとか必要書類も整い、無事に申請することが出来ました。

実際に、諸々の準備を通して感じた事といえば…。

普段からじっかりと財政状況を確認していなくてはならなかった…その一点につきます。まぁその辺が怠慢だったからこういった結果を招いたのでしょう…

必要書類の準備にあたって、思ったこと

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まずは前回のおさらいですが基本書類に関してはこんな感じでした

 

  • 弁護士さんへの委任状  →  その場で署名捺印
  • 住民票・戸籍謄本    →  取得後郵送
  • 陳情書         →  作成の後、メールにて送付
  • 債権者一覧       →  面談時に作成

 

これらの基本的な書類についてはさほど難しくないので数日の内に用意できました。

次に財産に関する書類関係ですが

 

  • 財産目録          →  弁護士さんと確認の上記載
  • 所有口座の記録       →  各種銀行問い合わせ&ネット明細確認
  • FX、株式口座の残高記録  →  ネット表示口座情報をスクショ
  • 退職金見込み額       →  自己計算を断念、担当部署に申請
  • 賃貸借契約書        →  契約時の書類をコピー
  • 保険証書・返戻金証明書   →  嫁さんが保険屋に確認の後、送付
  • 車検証           →  コピー
  • 自動車査定額        →  適当な中古ディーラーを探して査定

 

銀行系の口座照会は要注意 

財産に関しては、基本書類とは違い若干手間取るものもありました。

所有口座については、ネット銀行系はweb上のデータをエクセルにまとめるかデータをダウンロードして提出して終わりでしたが、銀行系は、窓口にて照会しなくてはなりませんので、それなりに手間と費用がかかりました。

どうやら照会してもらう期間によって手数料が変わるようで、過去2年分を照会請求したのですが2000~3000円ほどかかりました。

普段からこまめに記帳していればこんなこと必要ないんですけどね。ちなみに記帳してあったと言えども、期間が開き過ぎてまとめて記載された部分があったらダメ見たいです。

ようは自己破産者の口座の動きの細かく把握することが目的の様で…。

隠し事はダメですよという事です。

 

退職金見込み額について

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前回、弁護士さんから退職金見込み額は自己計算しても大丈夫と言われましたが、実は続きがあり

 

自分で算出しても問題ないですが、その計算方法が記載された書面のコピーが必要になります。

そりゃそうですよね…。テキトーに算出された額なんぞや何の証明にもなりませんからね。

 事前にネットでこの件については調べてはいたのですが、やはり一番厄介なのはどうやって会社に申し出するかです。

さすがに

「退職金見込額おしえてー」

「うん♪いいよー♪」

なんてことはありません…。出してもらうからにはそれなりの理由が必要ですからね・・・。でも自己破産するのに必要だなんて口が裂けてもいえません。

多くの方々は、「家のローン」等の高額ローンを理由に銀行側に提出を求められたと、理由付をしているようです。

私の職場では誰でも就業規則を確認できる状況でしたが、さすがにコピーを取るのは社則的にまずい気がしたので、担当部署に上記の理由付をして申請をしたところ、あっさり開示してくれました。

その後の「どこに家買うの」「どこの銀行から借りる?金利は?」等と違う方面で質問攻めに遭いましたが…。

 

意外と厄介!家計簿地獄

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弁護士さんからは、裁判所への申し立ての際に、三か月分の給与明細や家計簿の提出を支持されていました。

これまで我が家は、家計簿なんてつけていた事はなく、完全に0からのスタートです。

とりあえずいただいた用紙に、出来うる限り詳細を記載していくのですが…。

 

この支払の明細ってある?

え?しまってあったと思うけど、どこだ?

食費ってどれぐらい

えー大体しか分からないよ。

明日から全てのレシートを取っておくか…。

 

そんな感じで、いきなり四苦八苦です。

恥ずかしながらずさんな家計管理であった為、改めて夫婦共々しっかり明細・領収書をとっておき月末に計算することにしました。

三か月間、真剣に家計簿をつけたことで分かったのですが、我が家の家計の中で、何にどれだけお金がかかっているか、それが適切な金額なのか知ることが出来ました。

一番、無駄だったのは携帯代ですかね…。

これに関しては、お互いかなりもったいない感じでしたので、更新月に解約してもっと安い会社を選ぶことに決めました。

 

まとめ

バタバタしながら三か月間の家計簿を作成し、諸々の書類と共に、無事弁護士さんに提出することが出来ました。

一見、煩雑に思える作業でしたが、その都度弁護士さんから適切なアドバイスを貰う事が出来たので意外と何とかなります(笑)

やはり専門家ナシでは個人再生は難しそうですね。